- 【必須の食材】
- 【夏場】
- 【冬場】
- きゅうりはヘタを切り、実の部分とこすり合わせてアクを抜いたら、ピーラー等で表面のゴツゴツを取り除く。
- ニンジンは皮をむいておく。
- ピーマンは半分に切って種を除いておく。
- ナスはヘタを取ってから細かく切り、水にひたしてアクを抜いておく。
- 大根は皮をむいておく。
- 食材を納豆と混ぜて食べるのをイメージして食べやすい大きさで細かく切る。
(自分はニンジンとピーマンはきゅうりより気持ち細かく切っています。) - 塩を加えて混ぜたらラップをしてしばらく置く。
【きりざいとは?】
きりざい(切り菜)とは、新潟県魚沼地方に伝わる郷土料理で、主に中越地方で食べられています。雪深かった魚沼地方は、冬の間は長く雪に閉ざされて肉や魚が殆ど食べられなかったため、良質のたんぱく源である納豆がとても重要で、余った漬物や野菜を細かく刻んで量を増やして納豆を大事に食べたのがはじまりと言われています。その歴史は古く、戦国時代に武士が兵糧として持ち歩いたという記録も残されているそうです。
作り方は各家庭によってこだわりや工夫があり、好みで色々な食材を合わせて作るため、バリエーションは豊富な模様です。
【我が家のきりざい納豆の食べ方】
我が家の場合、納豆デーでは麦ごはんを炊き、以下に紹介するように家族それぞれの食べ方で頂いています。
[ パパの食べ方 ]
納豆にからしと少量の醤油を入れて混ぜてからご飯にかけ、きりざい・生たまごをかけて醤油で調整してご飯と混ぜて食べます。
[ ママの食べ方 ]
付属のタレなどは使わず、納豆にきりざい・キムチを加えて混ぜ、(ご飯にはかけずに)そのまま食べます。
[ りくの食べ方 ]
納豆に付属のタレ×2(自分の分とパパが使わなかった分)を加えて混ぜ、ご飯にかけたらきりざいを加え、ご飯と混ぜて食べます。
【日持ちはどのくらい?】
我が家では通常、金曜日にきりざいを作ってタッパに入れて冷蔵庫で保存していて、土曜日・火曜日の納豆デーで食べているのですが、火曜日の段階で残ったものは処分しているので、日持ちはだいたい 4~5日 と考えています。
【きりざいが余ったら?】
[ おすすめ その① ]一番簡単なのは、ご飯にそのままふりかけのようにかけて食べる方法です。おすすめは 雑穀米 !パパ は個人的に雑穀米ときゅうりは相性抜群と感じていて、きりざい や山形の「だし」などがあるとご飯が猛烈に進んでしまいます。
冷奴 と合わせても美味しいです。我が家では、器に絹ごし豆腐をあけて きりざい をふりかけたら、醤油&ごま油を好みの量かけ、最後にショウガ(チューブ)をのせて食べます。これがまたご飯が猛烈に進んでしまうんですw
それ以外にも、カレーデーの翌日に雑穀米を使ってドリアにした時など、付け合わせに添えて食べたりもしています。
[ おすすめ その② ]りく が玉子焼きが好物なので、我が家ではよく きりざい入りフリッタータ を作ります。
肉料理などのお皿に、ママ の好物であるイタリアン粉ふき芋 とともに付け合わせとして盛り付けると、お皿が華やかになる上に家族みんなに喜んでもらえます♪
野菜を切るだけのレシピですが、納豆と食べる以外にも幅広い食べ方や流用方法があり、汎用性高いメニューだと感じています。
※きりざいについてより詳しく知りたい方は、農林水産省のサイト に解説が掲載されていますので参照してみてください。
腸活のため、うちでは週に2回納豆を食べる事に決めたのだけど、パパとりくは納豆の時はどんぶり飯にも関わらず納豆だけでほぼ飯を食べきってしまうため、おかずは少量で良い。
...なので、「魚焼くだけとか簡単なものにしたらご飯の支度が楽じゃない?」と提案して、そういう運用になったのだが、「楽なのは良いのだけど少し野菜不足では?」とママが常々心配していて、納豆の時に(特にりくに)どう野菜を摂らせるかが課題になっていました。
そんなある日、とあるグルメ漫画で新潟の郷土料理である「きりざい」が紹介されているのを読み、「これいけるのでは?」と試しに作ってみました。レシピをググってみたら、野沢菜漬や沢庵を使うものが多く、それだと漬物が苦手なりくが食べないかな?と考え、鍋であまった白菜&大根と、きゅうり・ニンジン...あと、大根の葉っぱ...とにかく"良さげ"とゴーストが囁く具材を細かく切って塩ふって1時間程漬けてみました。
新しいメニューは怖がってあまり食べてくれないりくも、今では「納豆の時はきりざいがないと!」と言うほど好きになってくれています。
因みに、最初は醤油・みりん(両方とも小さじ1/2)といりごまを入れて混ぜるタレを作って提供していましたが、現在は前述の通り家族それぞれの食べ方で食べています。