独身時代は近所のスーパーで、網に1kg程詰めて売られていたニンニクを買ってきては、料理の練習に勤しんでいました。
最初は「あかぎれかな?」と考え、きっと寒さが原因だから大した事はないだろう...と放っておいたら次第に悪化してしまい、遂には日中も薬を塗って手袋をして外出する様になってしまいました。
仕事中も手袋をしていたため、初めて訪れたお客様のところで世間話ついでに手荒れで薬を塗っているので手袋をしている事を話したら、「触れてはいけない事かと思ってました」と言われてしまいましてw
その頃の パパ は、ロン毛をオールバックにして後ろでしばり、冬場は黒のトレンチとか着て歩き回っていたので、そんな人が常に白い手袋をしていたら不審に思われても仕方ないよね...って事で、手荒れを改善しようと原因・対策を考えました。
調べたら、お湯は逆に皮脂を溶かしてしまうから逆効果という事を知り、とりあえず暖かい季節になれば改善するだろうと待ってみたけど、やっぱり治らない。
原因が解らず悩んでいたら、「ニンニクが原因じゃない?」というアドバイスを頂きまして。そういえばニンニクの皮を剥いたり切ったりしていると、指先がヒリヒリしてきて、段々赤くなって炎症を起こしているような見た目になってきていたのを思い出しました。
どうやらニンニクを切ったりして細胞を傷付けると、非常に強い殺菌力があるアリシンという成分が生成され、皮膚の潤いを保つアミノ酸を破壊し、火傷と同じような症状を起こしてしまうそうで、これを「接触皮膚炎」という事が解りました。
ここで問題が解決した方は"対策完了!"という事で、以下の記述は読まなくて大丈夫ですが...
・調理していると夢中になって細めに洗うとかムリ!
・細めに洗っているつもりだけど一向に改善しない!
...という方は、先に進んでください。
勿論、ゴム手袋をはめて扱う事で、生ニンニクを触らない対策でOK!! な方は、この記事はここで終了です。
実際 パパ もゴム手袋を試してみたのですが、確かに有効な手段ではあるものの、切る際(特にみじん切り)に指先のたるみが気になったりして、頻繁に作業するには快適かつ効率的であるとは言えませんでした。
当時、チューブのものやスライスを乾燥させたものなど、市販の製品を色々試してみたのですが「これだ!」というものが中々見つからず。どうしたものか...と頭を抱えていたら、ママが見つけてくれた商品が、ユウキ食品 キザミにんにく(Amazon) でした(右の画像は楽天の商品ページにリンクしています)。
選定の基準は、"ペペロンチーノを作っても美味しいニンニク"だったのですが、この商品は パパ 的にも家族的にもドンピシャで、通常の食事当番にて刻みニンニクを使うシチュエーションでは非常に重宝しています(勿論、ホールをつぶして使う際や、スライスしてガーリックチップを作る際には、例外的にゴム手袋をして生のニンニクを使っています)。
当サイトのレシピで、ニンニクが1片とか2片ではなく"適量"と書いてあるものは、概ねこの刻みニンニクをスプーンで適量入れている感じです。我が家ではAmazon定期おトク便で買っているのですが、1ヶ月に大体1kg瓶だと少し足りないくらい使用します。パパ は結構何にでもニンニクを入れてしまうので、多分普通のご家庭であれば1kg瓶1本/月で十分足りるのではないでしょうか(確か、某英語2文字なディスカウントマーケットで、より安価で売っているのを見かけた気がするので、生ニンニクが原因の手荒れで悩んでいる方、この商品が気になる方は探してみてください)。
因みに、稀に生のニンニクを素手で触ってしまった時以外は、これを使い始めてからは手荒れは全く無くなくなりました。尤も、パパ は意外と皮膚などが弱いので、ニンニク以外にもタマネギも生のままだと(水に良くさらしたものでも)食べるとすぐに歯茎に血豆のような口内炎が出来てしまうため、味は好きなのに熱したタマネギしか食べられなかったりしますTT
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